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ご祈祷と厄除け

 

序文

序文
 
日蓮宗の祈祷は、仏・法・僧・大黒天・鬼子母神などの諸天善神に法華経の功徳を捧げ、家内安全・開運厄除・当病平癒・商売繁盛などの祈願をします。
 
現世は安穏になり大難が小難、小難が無難に転じることを祈ります。
 
人生には数々の節目があり、魔が入ることも多く、そういう時にこそ、悪い運気を吹く飛ばし、善い運気を導いてくるのが祈祷です。『修法祈祷』は正中山法華経寺内にある日蓮宗加行所を成満した僧侶だけに相伝されます。
 

修法祈祷とご祈祷の種類

修法祈祷とご祈祷の種類
  【願事】             【内容】
  家内安全  ご家庭の日々安泰を願われる方への祈祷。
 祈念札授与いたします。
  交通安全  新車や中古車・バイクのご祈願。
 交通安全のお札(お守り)ステッカーを授与いたします。
  商売繁盛  事業の商売繁盛・安全を祈ります。
 祈念札授与いたします。
  身体健全  自身が年中健康を願われる方に。
 祈念札授与いたします。
  当病平癒  患っている病からの快復をご祈願します。
 祈念札授与いたします。
  合格成就  学業を成し遂げられるためのご祈願です。
 祈念札授与いたします。
  発育増進  お子さまのすこやかなる成長を。
 子安講員守護のお守り授与。
  良縁成就  良いご縁に恵まれるご祈願です。
 祈念札授与いたします。
  子宝成就  良い子を授かりますように。
 祈念札授与いたします。
  安楽産福子  無事に生をうけますように祈願します。
 安産腹帯妊娠五ヶ月目の最初の戌(いぬ)の日に祈祷します。
  星祭り  本年の星まわりが良くなるように。
  除厄得幸  厄を除き幸いを呼び込む。(※厄年表は下表)
 

令和2年厄年表

令和2年厄年表
 
「厄年」とは、人間の一生のうちで「それぞれ何らかの厄難に遭うおそれの多い年齢」とされ、人生の節目・転換期としても古くより忌み慎む年齢とされています。修法祈祷によって「厄を転じて幸いとなし、苦を除き厄を救い」厄年をつつがなく過ごしましょう。
 
  女性の厄年 男性の厄年
前厄 18歳 32歳 60歳 24歳 41歳 60歳
 
H15年生
H1年生 S36年生 H9年生 S55年生 S36年生
本厄 19歳 33歳 61歳 25歳 42歳 61歳
 
H14年生
S63年生
S35年生 H8年生 S54年生 S35年生
後厄 20歳 34歳 62歳 26歳 43歳 62歳
 
H13年生
S62年生
S34年生
H7年生 S53年生 S34年生
大厄 33歳 42歳
  S63年生
S54年生
 

種々の秘法祈祷の紹介

種々の秘法祈祷の紹介
 
地鎮祭・地祭・上棟式・家払いのほか水神上げ・家の取壊し・釜じめ・方除け・厄除けなどの祈祷を、神社にお願いする人が見うけられますが、日蓮宗では、七百年来、日蓮聖人直授の独特な荒行秘法祈祷修法が相伝されています。
 
日蓮宗の修法祈祷によって、経済の安定・身体の健康・家庭・社会の平和等の現実生活上における現世安穏も、後生善処の願いも、すべて成就することは、あたりまえの事で、なんら不思議でもなんでもなく自ら然るべくして受けとる御利益なのであります。
 
荘厳で力強い儀式が執り行なわれていることをご紹介いたします。
 
地鎮祭祈祷
土地の上に建物を建てることを前提としてその土地の守護神、地神、水神、荒神、三月荒神、宅神、方位神に、今後、未来永劫に御護り頂く為の祈祷と、土地家屋などは、種々の因縁等が関わっているものです。その土地の邪気を払い、土地に付いている迷霊を供養し、因縁関係の諸霊を成仏させるのです。さらに工事が障りなく順調に完成するように祈願することをいい、因縁退散と吉祥清浄を日蓮宗の修法祈祷によって、祈念する儀式です。また、居住者の息災延命と家内安全の為、鬼門(東北)裏鬼門(南西)方位除けに大黒尊天は福徳を円満とし、炊事場の普賢三寶荒神は病脳災難を防ぐ神で益々家運が栄えるよう、お寺より勧請され、安置の棚を依頼することを勧めます。
 
上棟式祈祷
基礎工事が終了して、棟を上げるときに法味を言上して、御本尊をしたためた「棟札」を上げて工事の円満成就を祈念する。棟上げ式ともいい、ビルの場合は内装工事の前に行う。
 
家払祈祷
新築の建造物や家屋が完成したとき、増築したとき、中古住宅を購入したとき、マンションを購入したときなど、たとえ小規模の増改築でも、入居する前にお払いをして家内安全・除災得幸を祈念することによって、新たな出発が出来るのです。
 
方位家相について
新築、増改築、移転などの諸工事する場合は、家相・方位を確かめ、方罪にあたる場合「方罪除け祈祷」受けることが肝要です。
 
鬼門・裏鬼門除け祈祷
鬼門除け 家の中の北東、または北北東に貼ってください。家屋には必ず『鬼門』があり、そこから邪気が入ると言われています。家族の健康を害することがあるので気をつけなければなりません。家の中で特に大事な個所が、玄関・台所・便所・鬼門です。このお札で、邪気を払い清め、快適に生活しましょう。
 
玄関札
玄関の内側中央にかけます。家族はもちろん、他人の出入りの一番多い所が玄関です。人の出入りが多くなければ栄えませんが、良因縁の人ばかりではありませんのでこのお札で払います。盗難除けにもつながります。鬼門(東北の方位)裏鬼門(南西の方位)の線上は、神神の宿る神聖な方位として大切にし、常に清浄に心がけなければなりません。
 
吉相の家相
家をたてる場合は屋敷の中央はひかえ、東南を広くあける。門戸玄関は東方・東南方・南方の玄関は吉。北方・西方はひかえる。流し炊事場は東北方(鬼門)南西方(裏鬼門)はひかえる。
また、病脳災難を防ぐ三寶荒神を安置する事で護られる。仏壇は北方・西方にかまえる。鬼門・裏鬼門は寝室・子供部屋はひかえる。鬼門裏鬼門の方位に福徳円満の大黒尊天を安置する事で護られる。
 
水神上げ祈祷
水神明王は、人の生活に恵を与える神で特に不浄を嫌います。井戸、川、堀等埋める場合その関わる処を清浄にし、本年度の恵方より真砂をもって埋め、水神上げの祈祷を勧めます。
注意、以上のときのみならず、毎年正月・五月・九月かご縁日を定め家運が栄えるよう、土地・家の邪気を払って、居住者の息災延命を祈念するのが望ましい。尚、守護神、地神、水神、荒神の御幣は一年に一度お取替え下さい。
 
家祈祷
地方によっては、屋払い、家払いともいう。家屋、地所等十方を修祓することである。特に東方大持国天王は水火の災を除き、西方大広目天王は怨敵の難を退け、南方大僧長天王は衆病を消除し、北方大毘沙門天王は夜叉の害を除かしむ、と祈念することは地祭りと同様である。また鎮宅は屋固めともいい、新築の家の祓い、旧家の障碍等を鎮める修法である。
 
三月荒神除け祈祷
特に、三月荒神在位の方位は、古来より特に家相上何ごとも慎み避けるところで、難問題の起こりやすい方向です。三月荒神さまの在位位置の移動は、土地室宅を中心にして、二月節分日に真北に在位され、三ヶ月ごとに移られます。5月は東・8月は南・11月は西・2月は北へと廻られます。三月荒神さまの在位置にあたる方向は、その日の神聖な方位です。在位置の諸工事等のときは、「家払い方除け祈祷」を受けて下さい。
 
開眼(入魂)、閉眼式祈祷
開眼とは、ご本尊、仏像、仏壇、位牌、念珠等に神(たましい)を入れること。日蓮聖人は『四条金吾釈迦仏供養事』に、「されば畫像・木像の佛の開眼供養は法華経(略)にかぎるべし。(略)此畫木に魂魄と申す神(たましい)を入るる事は法華経の力なり」(定一一八三頁)とあり、魂とは陽の神(たましい)のことであり、魄はタクとも読み陰の神のことである。本宗の開眼は、法華経の力によって(一)新しく出来上った仏像、神像に神(たましい)を入れる。(二)古い仏像神像修理の場合一時閉眼し、修復後改めて開眼する。(三)仏壇、位牌等に神(たましい)を入れる。落成式、完成式、除幕式等には開眼法要をする。閉眼とは、不要のご本尊、尊像、仏壇、位牌、念珠等に神(たましい)をぬくこと。
 
年間を通じて「先祖供養」「水子供養」「交通安全・家内安全・厄除け・地祭り等各種上記の祈祷」を行っております。(※宗旨宗派等は問いません。)
 
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TEL.092-581-1266
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